Riberal Days

ホワイト企業大賞 表彰式 佐久間
2021/10/01
第19回 現場のリアル
ホワイト企業大賞
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ホワイト企業大賞への応募

KAIKA大賞、東京都障害者雇用エクセレントカンパニー賞受賞と表彰の機会に恵まれ、
企業表彰を通じて多くの人にリベラルを知っていただけることになりました。
よくリベラルは「賞をとるなど表に出ることが好きなのかと思った」といった類の言葉を言われることが多くあるのですが、
実際は真逆です。
私たちはかなり慎重で、表舞台に出ることに非常に消極的な一面があります。

現に、このホワイト企業大賞も「こういった賞があるのですが、受けてみませんか」と
お声がけいただいて、応募に至った経緯があります。
もちろん応募したからといって、受賞を約束されていたわけではありません。
中途半端な気持ちで挑むほど失礼なことはありません。

ホワイト企業大賞への応募は、「チャレンジしてみようか!」上田部長のその一言で決まりました。

「応募書類書いてみるか?」

突然の一言に、今までそのような書類を一切書いたことのなかった私にとって、驚きの他何もなく、
リベラルという看板を背負うプレッシャーをすごく感じたことを覚えています。
何より直近の2年で、大きな賞をいただいたこともあり、
【大賞】をとらなくては・・・【大賞】をとりたい!
そういった感情に包まれました。

ホワイト企業大賞の応募は自由形式。
いわば、自由に自分の会社を表現して審査員へ伝えられると私は捉えました。

文章を書くことは嫌いではなかったものの、
会社のことを公に文章にした経験はありません。
どのように書いたらいいか。
入社してまだ数ヶ月、会社のこともよくわかりません。
以前の資料を読み(この時にKAIKA Awardsの応募資料を読み込みました)
リベラルの歴史を辿る旅が始まりました。
KAIKAの資料からは、(詳しくはこちら)、管理課3人の汗と涙の結晶を感じ、
ただ書くだけではなく、どれだけ心を込められるかそこがとても重要なのだと感じました。

先に先輩が作成した資料を読みこみ、少し知識が入ったものの、
やっと完成させた文章は、意味がよくわからない文章でした。
上司と先輩に確認してもらうも2人の反応も

「伝えたいことがわからない」

書いている私自身がそうなのですから、読んでいる2人は意味不明だったと思います。
ダメ出しをもらい、そこから再び書き直し。
次もダメ。

「何を伝えたいかわからない。でもどう伝えたらいいのかもわからない。」

途中、どうしたらいいかわからず思わず投げ出しそうになりながらも、
ここで諦めたくない、最高の応募書類を書くんだとそう思っていました。
応募書類の先輩である、上司や先輩と考えていくうちに
少しずつこのホワイト企業大賞でリベラルが伝えたいことが見えてきました。

会社の紹介は、私自身が入社する前の話を書くので、
とにかくその当時にタイムスリップしイメージすることで、文章へ落とし込みました。
あとは、私がどうしても書きたかったこと、それはリベラルで働いて実際に体感した幸せでした。

何度書き直したか、何度読み直したか。

「今自分にできることはやりきった。」

完成した応募書類を目にしたら、あまりに思いを込め過ぎたこの書類の旅立ちに
涙なくしてはいられませんでした。

本当に・・・リベラルが?

実地調査では、実際にインタビューがあり、
知的障がい者の働く現場も見ていただきました。
審査員の男性と上田部長が熱い抱擁をしているのを
目の前で見て、この実地調査がうまくいったと、
きっとリベラルのクラフトマンたちの仕事ぶりが届いたと確信しました。

年が明けて2018年1月、メルパルク東京でホワイト企業大賞表彰式が行われました。
ホワイト企業大賞とい名前がつけられているだけあって、
とてもあたたかい表彰式でした。
入口を入ると、審査員の方がみなさんで参加者を出迎えてくださりました。

リベラルへ実地調査へ来てくださった審査員の方ともとても嬉しい再会ができました。


上田部長、佐久間課長と私で参加したホワイト企業大賞表彰式。
各賞が順番に読み上げられ、

「ホワイト企業大賞、リベラル株式会社」

会場中にその声が響き渡り、嬉しさと安堵で思わず涙が出ました。
壇上へ向かう上田部長、手を振って見送ると
ホワイト企業大賞事務局の方が「みなさんで壇上へどうぞ!」と優しく声をかけてくださいました。
ホワイト企業大賞表彰式のすごいところは、
受賞企業の代表者だけでなく、参加者全員で壇上にあがり表彰を受けるのです。
その後、受賞理由の発表があり、とことんあたたかい空気に包まれます。

今回、上田部長の一言で応募することに決めたホワイト企業大賞。
まず、ホワイト企業大賞に関わるすべての審査員、事務局のみなさんに心から感謝申し上げます。

社員の協力なしでは、企業表彰は望めません。
実地調査含め、リベラル社員一丸となった思いが届き、嬉しい限りです。

表彰式の翌日はお決まりの、記念撮影!

KAIKA大賞
東京都障害者雇用エクセレントカンパニー賞
それらに続く、
ホワイト企業大賞

会議室に飾る賞状を見ると、本当にリベラルが?と今でも信じられない気持ちになります。
ただ、いつの時も賞に恥じない企業であり続けるよう精進してまいります。

リベラル 広報

ホワイト企業大賞への応募は、間違いなく私にとって大きな転機となっています。入社してから、こういった内容の仕事をしたことがなかったのですべてが新鮮でしたが、正直大変でした。でも辛いとは一切思いませんでした。リベラルのことを知ってもらいたいですからね。なかなか合格がもらえなかった応募書類も今思い返すと、合格がもらえなくて当然の内容ですが、当時はあれが精一杯でした。根気強く付き合ってくれた上司と先輩には頭が上がりません。
入社してまだ数ヶ月で、自信も知識も何もない右も左もわからない私に、こんな大きなチャンスをくれた上田部長にもとても感謝しています。
ホワイト企業大賞受賞の発表を聞いた時は、飛び上がるほど嬉しかったことを覚えています。ホワイト企業大賞運営委員のみなさんの優しさはこの先も決して忘れません。
この受賞が、ほんの少し自分の自信になり、リベラルで「知的障がい者の仕事ぶりを拡める」【広報】の仕事をしていくと決めたきっかけになりました。

リベラル 佐久間

3回目の企業表彰で過去2年表彰が続いたので、入社間もない新人にホワイト企業大賞の応募を任せるのは大丈夫かなと思っていました。ただ任せた以上、腹を括って彼女が「リベラルという会社をどのように感じるか」それを見ようと思っていました。結果、捉え方に我々と差はありませんでした。ただ文章にしたときに、会社への思いが強すぎて、全部を書こうとしてまして。書こうとしていることが溢れ出てて、結局何が言いたいかわからない。そんな文章でした。何度も修正を重ねて、最終的によくわかる文章になりましたからね。入社間もない中、負担が大きかったと思いますが、これがきっかけでその後「広報」として仕事をしています。知的障がい者のためにという気持ちになったと思います。
表彰式のあたたかい雰囲気を味わえたことは、、彼女が前向きになる機会となり、今後に影響のある表彰式だったと思っています。

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