リベラル創業秘話

創業秘話
上田部長

上田 庸司 (うえだ ようじ)

佐久間氏

佐久間 賢 (さくま けん)

障がい者への接し方でも意見がぶつかった

上田様

2008年の設立時は10年後のことは何も想像してなかったね。
ただこんなに大きくなるとは思いもしなかった。

佐久間様

設立当初は、その日その日をどう乗り越えるかに必死だったから。まさか10周年を迎える日が来るなんて想像する余裕がなかったよね。
1日1日これでいいのかの繰り返しだったから。

上田様

でも、佐久間と一緒にリベラルを立ち上げることができると聞けた時は嬉しかったよ。佐久間でよかったなと思う。

佐久間様

障がい者雇用は色々なところから大変と聞いていたし、部長ひとりでは絶対無理だと思っていて。
ある時、営業及び企画の分野で活躍していた部長が書いた原稿を読んだとき文章がすごく印象的で。
思いを文章で伝えられる人なんだなと思ったのを覚えていて、一緒にリベラルの立ち上げに携わりたいと思ったし、部長だから自分も手を挙げたんだと思う。

上田様

設立時、営業活動と経理を自分が、社員教育を佐久間が担当して、営業と管理で分けて進めてきて。

佐久間様

ぶつかったよね。

上田様

2人しかいないのに一ヶ月くらい口を聞かない時期もあったし(笑)

佐久間様

ただ、そうはいってもお互いリスペクトしていたからね。部長が最終決断をしたらそれについていくけど、それまでは言わせてもらうよって言ってきた。今ではみんなハッキリいうもんね。
基本NOがないので、そういう環境でやらせてもらえてるのがすごくありがたいと思う。選択肢の幅も広がるし。
ただ、すごく我慢してくれてるなぁと。

上田様

みんなに責められるんだよね、それがつらくてね・・・(笑)でも経営者に一番必要なことは我慢じゃないかと思っている。
だから最初から決めてたのは、"トップダウンよりもボトムアップが良い!"と言われているようにボトムアップを大切にしたかった。

佐久間様

障がい者への接し方でも意見がぶつかったね。
自分は自分で考えながらやってきたのに、それがたとえ間違っていたとしても口出しされると嫌だった。

上田様

障がい者への接し方については、佐久間が教育の一環として怒っていてもその一部始終を知らず断片的にしか見ていないので、かわいそうに思ってしまって・・・怒っているのにはちゃんと理由があるのに。
佐久間はちゃんと用意してから進めていくタイプだけど自分はとりあえずスタートしてみてそこから走りながら考えていくタイプだからそこでのぶつかり合いもあったよね。

佐久間様

でも部長と自分は、お互いの短所を補い合える関係かなと。

上田様

全然タイプが違う人と仕事した方がうまくいくんだなと思った。佐久間のやり方が正しかったと思う部分がすごくあって、自分は簡単に人に居場所を与えてしまうタイプだけど、佐久間はそうではなくて居場所を自ら作り出すために後ろから背中を押してあげるタイプで。
居場所を簡単に与えてしまうと簡単に放り投げてしまうからね、それは健常者も同じ。

彼らを見ていると、仕事の本質を思い返せる

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佐久間様

入社前に実習させてみて、一番見るところはどこまでできるかよりもこの子と働いていけるかなという点。
この子と一緒に働きたいと思える子を採用したいと思っている。
健常者も障がい者も成長は本人次第。何のためにリベラルに来ているかをきちんと話すようにしている。
本気で仕事したいという強い気持ちがないと続かない。どんなに能力の高い子でももっと成長したいと思わないと伸びない。
健常者の会社で今と同じことをやれと言われてできるかと言ったらわからないよね。

上田様

本当に彼らは真面目に仕事をするし、お客さんに褒められたことを報告すると嬉しそうな顔をする。
そういうところを見ると仕事の本質を思い返せる。
リベラルで営業と作業を切り離さないのは、健常者の励みにもなるから。障がい者が頑張っているのに僕ら健常者が頑張らないでどうすると思うんだよね。
最近さ、いい会社になったなぁって思うよ。
みんなが笑顔でいてくれて。それを見たりみんなと話したりしてそう感じるんだよね。
自分が決めているのはトップとして、絶対に笑顔でいようと。常日頃から笑顔で楽しんで仕事しようと思っているよ。
だってトップが楽しんでなければ、みんなも楽しめないと思うから。社会は変わってくれなくても、みんなには社会で認められるような人材になってほしい。

佐久間様

社会が変わらないなら、彼らが変わるしかない。障がい者が戦力になるということを伝えたいね。

上田様

障がい者にあれができないこれができないというのは障がい者のせいではないんだよね。教える側や環境に問題があると思う。
だから健常者の、障がい者への理解が不十分なところにいくと大変になる。人に指示命令を出すけど、健常者がそれ以上やらないところが多いんだよね。

佐久間様

障がい者を理解せずに、法定雇用率だけ上げようとするのはおそろしいことだよね。

上田様

リベラルは、企業が人に合わせる経営。
社会のための地域のための特例子会社を目指して、リベラルのノウハウをもっとオープンにしていきたいなと思う。

一番大切にしているのは、従業員を大切にしていくこと

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佐久間様

でも、この仕事をしていて一番辛いのは、人が辞める時。今まで4人退職者が出ていて、教育を任されている以上そこで結果をださなければいけないのに、思いと結果が違ってしまって。
会社が本当に誠意を尽くしてやってきたその結果が退職というのがとても悔しかった。部長も泣くからね。それだけ悔しいんだよね。

上田様

自分と佐久間は人の人生を変える力を持ってしまっているから。
それが良いというわけではなく常日頃から責任を感じながら行動しないといけないと思っている。
健常者、障がい者の教育を両方共正しい方向に導いてあげないといけないし、教育していかないといけないと思っている。
障がい者の教育は佐久間に任せているけど、健常者についてはどこの会社に行っても通用する人になってほしいと思う。
その上でうちの会社を選んでくれたらいいなと思っているし、その環境づくりが自分の使命だと。
障がい者社員に対しては、リベラルの社員だったら間違いないと言われるような会社組織づくりと人材の育成をしていきたい。
精神的な自立、社会的な自立ができるよう佐久間が行動してくれているからこのまま継続してほしい。
できることも考え方も行動範囲もやれることも制限されてしまっている中であれだけみんな頑張っているんだもんね。だから何でもできる自分達が頑張らないでどうするんだと思う。

佐久間様

障がい者をずっと見てきて、障がいがあることは変えられないわけだから、それを自分で理解した上であとは自信をもって頑張ってほしい。自信をつけるには努力しかないから、厳しいことも伝えているし、辛いこともさせなければならない。でも今では十分どこの企業に行っても通用する人材になりつつあるから、このまま努力を継続してほしい。
そうした後押しをリベラルはできる会社だから頑張ってほしいと思っている。
健常者のメンバーに対しては、リベラルで働いているのはある意味チャンスだと思う。
障がい者と関わって一緒に仕事をするということはなかなかない機会だと思うし、ここでできることを理解してやってほしい。みんな心が豊かになっていると思うよ。
障がい者と一緒に仕事をしていく中で、発見がありそれがきっと財産になると思う。そういうものを得られるチャンスがある会社にいるということを理解して仕事をしてもらえれば、自身の人生にも変化が出てくると思う。
自分の場合は、自分が主体で動くということがこの会社で学び経験できた。でもそれは部長が堪えてくれているからこそで・・・。
部長は、大変だと思う。

上田様

一番大切にしているのは、従業員を大切にしていくこと。
何に対しても無理をしない。そして信じてくれている人たちを絶対に裏切らない。
裏切りだと感じられない行動をとっていく。
そうすることでおのずと必ず伸びていくと思ってる。これがうちの会社が見せる心意気かな。

いつもありがとう
手紙 顔写真
imageいつもありがとう佐久間さんへ部長へimage