Riberal Days
統一した考えで障がい者と接する
最初は佐久間1人で知的障害者の育成を行っていたが、
健常者社員の増員に伴い、知的障がい者へ指導する社員も
2人から3人と増えました。
指導者が増える時、一番の懸念点は
個々の方法で独自に指導することでした。
指導者が複数人になっても
同じように指導できているか
伝え方や表現方法に違いが生じていないか
そういったことを不安に感じる様になりました。
言葉遣いが違うことは、指導者の都合で知的障がい者のためになりません。
それならが、リベラル独自の障害者雇用マニュアルを作った方がいいのではないか。
この気持ちが「障がい者の雇用指導マニュアル」の作成を決定させました。
リベラル流「障害者の雇用指導マニュアル」
リベラル独自の障害者の雇用指導マニュアルには、
とにかく今まで得た経験から学んだ知識を盛り込みました。
2008年に設立してから、9年間で経験したことを
すべて入れました。
雇用、実習、採用、育成・・・
かなり細かく丁寧に記載し、
はじめて障がい者雇用に携わる人でも、
これを読めばリベラルの障がい者雇用が理解できるほど
非常に細かく、手前みそですがわかりやすいマニュアルが完成しました。
実習に関しても目的をしっかりと、
育成、雇用、実習すべてを網羅するマニュアルを作りたいと
考えました。
3ヶ月かけて作ったマニュアル。
クレドを作っていく中で、
雇用マニュアルの作成も必要だと考えました。
指導の良し悪しで、彼らの人生が変わります。
今まで指導して感じてきたことをすべてまとめたマニュアル。
障がい者を指導する時は、必ず「障害者の雇用指導マニュアル」を熟読し、
"リベラルの障害者の指導"を理解した上で、
指導にあたると決めています。
障がい者を育成する上で
決してあってはならないこと、
それは「途中で投げ出さない」こと...
【障害者の雇用指導マニュアル】が出来上がったとき、「素直にやったーできた!」と感じたことを今でも思い返します。同時に「これでうちの会社の指導方法は、これでやっているというのを他の部門の人にも見せられる」と思いました。
今までは自分の頭の中だけにあって試行錯誤しながら確立させてきたものを、リベラルはこうあるべきとういうのを「障害者の雇用指導マニュアル」で実現できました。読みやすくわかりやすく進化させるマニュアルとして今でも障害者を指導する社員はかならず目を通し、共有しています。
非常に思い入れのあるマニュアルで、自信作になりました。
私が入社した時には、すでに障害者の雇用指導マニュアルは完成していて、入社してから目を通したことを思い出します。すごくわかりやすく書かれているので、障がい者の働く現場がはじめてだった私は、障がい者の雇用、育成、実習や採用、どれをとっても新鮮でした。もちろん障がい者雇用は一筋縄ではいかなことも理解しましたし、希望も見ることができました。
今は、リベラル社外秘のマニュアルですが、いつの日か、日の目を浴びる日がくるのかな・・・なんて個人的に期待しています。