Riberal Days

ソファー 会議室
2020/04/17
第1回 現場のリアル
障がい者雇用の<理想>と<現実>
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ゼロからの障がい者雇用

「障がい者の法定雇用率を達成できなければ厚生労働省のホームページで社名公開する」
そうハローワークで勧告をうけた2007年秋。

この日がすべてのはじまりでした。

その勧告からほどなくしてグループ会社内で特例子会社をつくることが決まり、
2名の健常者(男性)が設立社員として選出されました。

そして、2008年4月ラディックスグループの特例子会社として、
リベラル株式会社(以下、リベラル)が設立され、障がい者雇用がスタートしました。

最初の壁

設立社員2名が、最初にぶち当たった壁。

「誰を採用しよう・・・?」

リベラルの仕事内容は、中古OA機器の清掃。
知的障がい者の特性を活かした仕事内容だと考え、
採用対象を知的障がい者に絞り、求人活動を開始しました。

「理想は、若くて、元気で、障がいが軽くて・・・」

ところが、実際面接会場に来た応募者リストを渡されて唖然としました。
30~40代がほとんどで、20代はわずか数名。

「もう履歴書だけ見て決めてもダメだ!何もわからない。よし、こうなったら一緒に働きたいと思う子を採用しよう!」

それがその当時、考えぬいて出した回答でした。
そして実際に採用したのは、20代、30代、40代の計5名の知的障がい者。
中には、就業経験がなかったり、数字や文字を読むことが苦手であったり、
自閉傾向が強かったり、会話がむずかしかったりと、個性もバラバラ。
しかし、あの時障がいの重さでなく、フィーリングで選んだことが、
実はその後、一緒に働く上でとても重要だということを知りました。

「この子となら一緒に働いていきたい」
そう思える気持ちが、障がい者雇用においても重要であることを。

そして2008年6月、健常者2名と障がい者5名で東京都江戸川区小岩事務所にて
営業をスタートしました。
ただただ、目の前の出来事に向き合うことを心に決め、歩き始めました。
この時は、これから起こる事は知る由もなく。

つづく...

Special Contents 現場のリアル 合言葉は「のんき 根気 元気」  ~戦力として活躍する障がい者たち~