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精神障害者の在宅勤務 Macbook
2021/03/25
【番外編】精神障害者の在宅勤務 第3回
在宅勤務のメリットとデメリットをふまえて、本日が最終章です。
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在宅勤務も早いもので、最終回となりました。
数回の在宅勤務で何がわかるの?!と
言われてしまってはそれまでなのですが、私なりに理解しました。

理解できたのは、在宅勤務の途中に、一度出社日を設けた影響が大きいです。

出社したことで在宅勤務のメリットもデメリットもわかりましたし、
やはり一概に在宅勤務は良い悪いでは判断できず、
それぞれの人に応じた正解があると感じた次第です。

私の場合は【NG】です。

在宅勤務では、カタチは仕事ができているものの
それは仕事という名ののただの【作業】に過ぎず、
感情入れてこそできる仕事なので、在宅勤務ではそれを発揮するのは
容易くないと感じました。

会社の雰囲気や空気感は出社してこそ味わえるもの。

在宅勤務は、やはり【在宅】なのです。
今のこの社会情勢でリモートワークが推奨されていることも
承知の上ですが、私自身が関わっている仕事には
在宅勤務が不向きであると感じました。
だからと言って【在宅勤務】自体を否定するつもりはありません。
世の中には様々な働き方があって当然ですし、
昨今の社会情勢を鑑みれば、在宅勤務の導入も
選択肢のひとつだと思います。

在宅勤務に関しては、みなさんも色々な意見があると思いますが、
「自分はこう思う」という自分軸をしっかり持って、
それを見失わずにいることが一番大切なことなように感じます。

コロナ禍でリモートワークという働き方が普及してきた今、
便利な世の中だからこそ叶うこともありますが、
人は"心"を失くしてはいけないということに
この在宅勤務中気づきました。

以前のブログでも話しましたが、
人って、効率ばかりを優先した仕事は己しか見ず、
知識ばかりを得ていても単に自己満足にしか過ぎず、
と私は考えています。

10年前の私は、効率を最優先した仕事の進め方をしていました。
当時はまったく気づいていなかったんです。
それが、単なる自己満足ということを。

結局効率ばかりを優先すると、自分優先になってしまいますから、
もっと人(相手)に目を向けて、気を配れるようになりたいというのが
今の私の気持ちです。

ちょうど先日、会社の先輩と「気をつかう」と「気を配る」について
話していたところです。

このように情報交換ができるのも、会社に出社するからこそできること。

いつかコロナが終息して今を笑顔で振り返れるようになった時、
私たちがきっと成長できていると願って...

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