リベラル創業秘話

ガーディアン社とリベラル社対談

株式会社ガーディアンは、リベラルのホームページ制作会社です。
2017年秋、ホームぺージのリニューアルを決め、そこから半年の歳月をかけて、思いを込めたホームぺージが完成しました。
ホームぺージ制作を単純業務ではなく「愛」をもって取り組んでほしい、その願いを叶えてくれたのがガーディアン社でした。
このたび、リベラルの担当をしてくださっている河原田様との対談が実現しました。

 

河原田ゆきえ

河原田ゆきえ (かわらだ ゆきえ)

[プロフィール]
株式会社ガーディアン 執行役員/管理執行部 部長
社員の育成やフォローなどを担い、その積極的な姿勢はガーディアン社の青山社長にも認められ「仕事に一切の妥協を許さない我が社のロールモデル」と言われるほどのガーディアン社の頼れるお姉さん的存在。好きなものは、温泉、動物そして得意のマッサージ。(前職はエステティシャン)

 

武田牧子

武田牧子 (たけだ まきこ)

[プロフィール]
リベラルの広報担当として日々社員の仕事ぶりを発信。2016年にリベラルへ入社。自身も障がい者であるため、リベラルブログで当事者としてのコンテンツを展開中。趣味は、ミュージカル鑑賞、韓国旅行。最近はもっぱらMrs.GREENAPPLEを愛し中。

愛あるホームページをつくりたかった

武田

今日は、ホームページ制作を依頼してから完成するまでの期間、そして今もリベラルの担当をしてくださっている河原田さんと、当時を一緒に振り返りながら、今日に至るまでを振り返っていきたいと思います。よろしくお願いします。

河原田ゆきえ

よろしくお願いします。確かご発注いただいたのが11月くらいでしたよね、そしてリリースしたのがちょうど春頃だったと思い返します。

武田牧子

約半年の期間をかけて私のわがままをたくさん聞いていただきました。実は、私が「リベラルのホームページを一新したい」と常務の上田に掛け合った時、上田が真っ先に電話をかけたのがガーディアンでした。それが本当にすべての始まりだったと記憶しています。「ホームページ制作をお願いしたいから、一度リベラルに来てもらえませんか?」とお願いして、リベラルに直接来てくださったのがガーディアンの青山社長と河原田さんでした。

河原田ゆきえ様

武田さんは、ガーディアンのことを知らなかった中で、不安とかなかったですか?

武田

不安は一切なくて、というのも上田が迷いなく「ホームページなら、青山さんのいるガーディアンにお願いしよう」と即決していたので、上田がそこまで信頼している会社さんなら間違いないと確信していました。

河原田ゆきえ様

2人(ガーディアンの青山社長とリベラルの上田常務)は同じビジネススクールの講師で面識があったんですよね。ある日突然、社長の青山から「ホームページを一新したいという依頼をもらったリベラルという会社の担当をしてもらうから、よろしく!」と決定事項で言われました。(笑)

武田

ホームページをリニューアルしたいと上田に掛け合った2017年当時の私は、実際のところ勤怠が不安定で、仕事もほとんど手につかない状態で、会社のみんなにも迷惑をかけていました。
そんな中で、「自分が新しいホームページを担当したいです」と言い出したものですから、ガーディアンとの打ち合わせも上田が必ず同席してくれて、本当に感謝しています。河原田さんにもとても気を遣わせてしまったことを覚えていています。
打合せで私の体力がもつのが1時間程度だったので、それを知っている上田が河原田さんに根回しをして(笑)、河原田さんから「今日時間がなくて1時間しか打合せの時間がとれなくて」と言わせているのも気づいていました。

河原田様

気づかれていますね!(笑)

武田

気づいていました!(笑)でもそうやって気遣ってくださっていることが本当に申し訳なくて、河原田さんにも上田にも本当に頭が上がりませんね。

河原田様

上田さんが包み隠さず当時の武田さんのことを話してくださって、こういう状況なのでこうしてほしいと伝えてくださったので、気を遣うというより「なるほど」という理解がきちんとできた上で接することができたんです。
ですから、私は気を遣っている感覚は本当になくて、気を遣うというより私に務まるのだろうかという方が、武田さんにお会いするまでの私の気持ちでした。
ただ具体的なところまではお聞きしていなかったので、初めて武田さんにお会いした時、「普通の方だ!」と思った記憶があります。普通にコミュニケーションもとれるし、むしろ熱心な担当の方だなという印象ですごく安心したことを覚えています。「良かった、私いつも通りできる」とそう思えました。熱心な姿勢から、やりがいを感じられると思いましたし、ホームページを会社のために良くしていこうという目的意識があったので、燃えましたね!(笑)

ガーディアン社とOWletの魅力

対談
武田

あの当初は、入社してまだ日が浅かったので体調のこともありましたが、「これが自分の仕事です」と誇れるものもありませんでした。
そんな時にホームページをリニューアルしたいという思いがあり、それが少しずつ自分の仕事になっていくとやりがいも感じましたし、誰もが訪れたくなるホームぺージをつくりたいという気持ちがだんだん溢れてきて、最終的には、リベラルのファンを増やしたいとそんな思いでいました。すごく細かい要望をさせてもらって、本当にガーディアンのみなさんを困らせてしまっていたと今になって反省しています。
「ここを〇〇cm右へ移動お願いします」ですとか「もっと〇〇にしたいです」など本当に細かい要望をお伝えしていたのですが、いつもそれを超えるレスポンスをしてくださって、本当に感動の積み重ねでした。あまりに私が細かいので、挙句の果てに上田からは「もういいんじゃない?!」と言われたほどです(苦笑)
ガーディアンのみなさんが熱心にホームページを作ってくださっていたので、それに甘えて存分に要望を言わせていただいて完成したホームページは非常に満足のいく作品になりました。今、リベラルに見学に来るお客さんから「ホームページを見ました」と言われたり「特例子会社なのにしっかりしたホームページで驚きました」などと言っていただけたりと、思いを込めて共に作ってくださったガーディアンにお願いしてよかった!と思う瞬間でもあります。
私は一担当者として要望をただ伝えただけで、その私の思いを形にしてくださったのはガーディアンなので、リリースしてからもう7年経ちますが、私の中では、まだまだ進化の途中と思っています。今後もコンテンツを増やしていきたいですし、世の中の人は「こういうことを知りたいんじゃないかな」とか「こういう企画をしたい」とやりたいことが尽きないです。その”やりたい”を私のようなWEBに明るくない人間でも、操作できて新しいコンテンツを作るのも自由にできる、それがガーディアンのOWletの魅力だなと思います。もちろんわからないこともあるので、その時はヘルプを出します。でもそれにすぐ答えてくれて、本当に助かっています。

河原田様

嬉しいです。それがOWletのそもそものコンセプトです。特別な知識やスキルがなくても、基本操作さえできればHPをWEBのご担当者さんご自身が必要と感じた時にすぐにでも編集できて、ということが大きなひとつのコンセプトになっているので、もともとパソコンに苦手意識があって、ホームページをいじること自体に「私にはわからないし、どうしたらいいのかわからない」と全部やってほしいですとご依頼いただくケースもあります。
でもそこを自分でやりたいと武田さんは思っていらっしゃるところを本当に素晴らしいと思っていて、だからこそこちらも操作方法などわからないところはいつでも聞いてほしいです。それはすべてのお客様に対してそうしているのですが、自分でできるからこそ達成感もありますし、ガーディアンが入ってしまうとどうしてもお金が発生してしまうので、出来る限り操作方法をお伝えするようにしています。
そんな中で、「この操作はどう使うのですか」とどんどん聞いてくれる武田さんは頼もしいなと思います。それをフル活用してもらえて、もともとの設計も武田さんが今後こういうふうに更新していけばいいなという思いでパーツを設置していたので、それを実際に使えてもらえているのが本当に嬉しいです。

武田

ホームぺージの裏画面で操作する場合、パーツをはめこんでいくと、自分のイメージしているページが完成するんですけど、知らない人が客観的に見ているとすごく難しいことをしているように見えるんですよね。
だから私は心の中で「本当はわかりやすいけど♩」と思いながら難しい顔をしてパソコンに向かっています。(笑)やっぱり楽しいです。今まで色々なページを作ってきた中で、また新たにページを作る時も、今までつくったどのページを参考に作ろうかなとそういった使い方もできますし、ガーディアンに頼らずに自分だけでホームぺージのコンテンツを更新できたときは自信につながります。ホームページを操作するのは、とても楽しいです。
SEO対策もできるので、私の書いた闘病記ブログで医療機器メーカーの方とご縁ができたこともあり、ブログを書き続けて良かったと思いましたね。今私には叶えたい夢があって。それにはホームページの力が必要なので、今後も更新し続けたいと思っています。

河原田様

嬉しいです!その夢、一緒に叶えたいです!
ガーディアンでは全体朝礼を毎日録画していて、それを社内で共有しています。
何のためと言ったら、自分の見え方を必ずチェックするということなんです。オンラインでどういう風に第三者から見られているのか、見えているのかというのを、客観的にみて次の瞬間から改善しろということをかなり徹底的に毎日やっています。
私が毎日進行役をやっているのですが、社員の見え方のバランス、表情、口の動かし方などをチェックしています。

武田

そこまでやっているからなのでしょうね。ガーディアンのみなさんは士気がとても高いですよね。

河原田様

社員数が増えてきて、社員全員士気が高いかといえばそうとはいえないですけど、でもそうであってはならないと思っています。
そうでなかったらIT業界である私たちは、AIを活用しつつ、変化の激しい業界にいて、どんどん人がいらなくなる業界、だからこそ人でなければできないこと、生き残れる人材でなければならないと思っています。
その思いから、挨拶、所作という基礎となるところを全員きちんとできるようになるようにと青山からも強く言われています。でも私もごもっともだと思っています。

武田

私がガーディアンに問い合わせの電話をすると、どなたが出ても丁寧で親切ですよね。
心がこもった対応をしてくださるのをとても感じます。ですから本当に気持ちが良くて。そんな会社さんにホームページを担当してもらえるなんて、ガーディアンさんに出会わせてくれてありがとうと、そう思っています。
そして当時、私の体調が不安定な中、WEB担当者がそんな状況なのにホームページ制作を引き受けてくださってありがとうございますとそんな思いでいます。急なスケジュール変更にも快く対応してくださって、本当にたくさんご迷惑をおかけしました。

Owletで自分の居場所をつかみとる

対談
河原田様

武田さんの周りにいらっしゃる社員の方、私の中では佐久間さんの印象が特に強いです。毎回ずっと打合せに同席してくださったじゃないですか。武田さんの体調が悪くて延期となっても、佐久間さんがきちんと連絡をくださるので私は困ったことないがないです。本当に素晴らしいサポート体制があって、取引先であるガーディアンにも絶対迷惑をかけないという意思もすごく感じました。そして武田さんが毎回本当に体調の悪い中でも、前向きで明るくいて、くじけない姿、常に目標をもっているところが素晴らしいと思っていました。

武田

そんな風に言っていただけるほどの人間ではないので、照れくさいです。ただ、自分がリベラルのコーポレートサイトの担当者だという意識だけは当時からそこだけは譲れないくらい強かったです。(笑)ホームページを完成させるということが、私がリベラルへ入社して初めて自分の居場所を確立できた仕事でした。今までは一時的に頼まれた仕事をしながら過ごした最初の数ヶ月だったんですけど、初めて最初から最後まで自分が担当として、ガーディアンのお世話になりながら、完成まできたというのが自分の居場所を少しつかみ取れたかなと思っています。

河原田様

私は確立されたと思っていますよ。

武田

このホームページ管理の仕事は誰にも渡さないと思っているんです。私より会社のことを好きになった人が出てきたら、その人にはもしかしたらホームページの仕事を移行することも考えるかもしれませんが、ただまだ該当する人はいないと思っています。

河原田様

私より会社のこと好きじゃなかったらホームページ触らせないからということですよね。そこが素晴らしいと思っています。武田さんからは会社のためにホームページはこうあるべきだと考えているので、そこがすごいです。
自分本位ではなくて、会社が大好きだから会社のホームページである会社の顔を自分が絶対に守るという、そしてさらにいいものにしていって、そして「私の大好きな会社をもっと世の中に知らしめるんだ!」の意志がすごいなと思っていて、それをどんどん企画というかたちで実現していくというのが、こういう人にホームページ担当してもらえたらどの会社も幸せだなと私は思います。

武田

河原田さん、褒めすぎです。(笑)でも私がこういう気持ちにさせてもらったのは、ガーディアンとお仕事させてもらったからだと思います。河原田さんが、私を超える情熱と熱意で色々と提案してくれたり、「あくまでも納期は目安だからゆっくりいきましょう」と優しい言葉をかけてくださったり、本当にありがたくて。すごい数のメールのやりとりをしていますよね、私たち。
メールでもそうですし、実際ご来社いただいて打合せを重ねて、そして完成したとき想像を超えたホームページが納品されて・・・。「すごい・・・」と鳥肌が立ちました。リベラルが伝えたいメッセージがきちんとはめられていて、写真もこれを使いたかったという写真を選んでくださっていて。

河原田様

最初に青山から「あんたに担当してもらうからな」と言われた瞬間に、リベラルの担当は永遠に私だなと思ったんです。

武田

リベラルは河原田さんに担当してもらえて、とても恵まれていますね。

河原田様

でも本当にご縁ですよね。

武田

私もそう思います。

河原田様

青山に「あんたが担当だからな」と言われて、そう言ってもらえたことで、私は青山ができると言ってくれたことはできると思っているので、逆に言ったら「あんた以外はできない」と捉えられました。その時、素直にそう評価してもらえて嬉しいと思いましたし、その時任された仕事をずっと継続してそして担当し続けているのは、誇りに思いますし、武田さんと一緒に作り上げたホームページを武田さんが大事にしてくれているのが嬉しいです。

武田

青山社長から「ホームページの運営は、花を育てるのと一緒」という話をお聞きしたことがあって、花も水をあげて太陽にあてて、肥料をあげて、と手をかけてあげてキレイな花が咲くように、ホームページもきちんと手をかけて”花を育てるよう“にと聞いて、すごくイメージが湧きました。「そうか、花を育てるように」この表現に心から納得したのを覚えています。
それから、いつもホームページを操作するときは、水をあげているのをイメージしてブラッシュアップしていくようにしています。新しいコンテンツをつくるときは、種をまくような気分でいます。でもそれは、河原田さんをはじめとしたガーディアン皆さんのお力添えがあってこそ実現できることで、本当にこれからも末永くお願いします、という気持ちです。あといつかリベラルのトップページだけ変えるとかそんな変化もあってもいいかなと思っています。

河原田様

いいですね!そういう変化があっても楽しいと思います。

武田

設立10年目の時にホームページを作ったので、20年目を迎えた時にデザインを一新してもいいかなと思っています。ホームページの仕事は私がやりたいと思ってその気持ちが強すぎて、誰も手を出さないんです。

河原田様

社内の方に自社のホームページに興味関心をもってもらうことは大事だと思うので、ガーディアンでは自社のホームページは毎日見るようにと青山から言われていて、うちの会社が今何をしていて、外からどう見られているかを知りなさい、そしてよりよくしていくことを全員で考えてやっていきなさいと言われています。他の会社さんでも従業員のみなさんが日常的に自分の会社のホームページが気になる存在になっていったら、もっと活用していただけるのではないかと思います。リベラルの場合は、障害者の方のコンテンツもあるともっと魅力を伝えられるのではないかと思います。誰かひとりを取材対象にして、一日の仕事の流れを密着するとか、それでコメントを一言だけもらうとかどうでしょう!?

武田

密着いいですね!機会をみてやってみようと思います。それと同時に、私の場合、障害者でもあるので、当事者としての考えや思いを伝えることもしていきたいと思っています。今同じ症状で悩んでいる人に、私が働くことで「障害があっても働けるんだ」と勇気をもってもらいたいなと思っています。ガーディアンのホームページは是非、ひとりでも多くの人に見てもらいたいです。わかりやすくて、さすがだなと思っていつも見ています。参考にさせてもらっています。これからも、お手本でいてください!そして引き続きお世話になります。よろしくお願いします!

河原田様

こちらこそよろしくお願いします!

対談を終えて河原田様 武田 対談
imageいつもありがとう佐久間さんへ部長へimage