Riberal Days
2008年、知的障害のある方5名で始まった私たちの事業所
おかげさまで今では30名近くが働く賑やかな職場へと成長しました。この17年間で仲間が増え、できる仕事の幅も大きく広がりましたが、同時に、さまざまな個性や考え方を持つメンバーが集まることで、人間関係の小さなすれ違いやトラブルも時に発生するようになりました。
そこで私たちは、この状況を前向きな機会と捉え、先日「コミュニケーションUPミーティング」を全員参加で開催しました。このミーティングの目的は、日々の業務を円滑にし、誰もが気持ち良く働ける職場をみんなでつくり上げることです。
誰もが持つ「当たり前」の違いを尊重する
ミーティングでは、まず**「お互いのことを知る」**ことから始めました。一人ひとりが得意なことや苦手なことを発表し、お互いの違いを認識し合う貴重な時間となりました。ある人は細かな作業が得意で、別の人は体を動かす作業が好き。それぞれ異なる強みを持っていることを理解することで、お互いを尊重する気持ちが生まれ、自然と助け合いの輪が広がります。
次に焦点を当てたのは、**「言葉選び」**です。同じことを伝えるにも、言葉の選び方一つで相手の受け取り方が大きく変わることを再確認しました。例えば、「早くやって」という言葉を「一緒に頑張ろう」や「次はこうしてみよう」という言葉に置き換えるだけで、相手のモチベーションや安心感につながることを具体例を交えながら話し合いました。
表情や声のトーンが伝えるメッセージ
さらに、言葉だけでは伝わらない非言語的なコミュニケーションの重要性についても深く掘り下げました。**「表情や声のトーン」**が、言葉以上に相手に強い印象を与えることがあるため、普段から意識して接することの大切さを共有しました。
最後に全員で改めて確認したのは、**「自分の当たり前が相手の当たり前ではない」**ということです。育ってきた環境も経験も違う私たちにとって、価値観や考え方が異なるのは当然のこと。自分の常識を押し付けるのではなく、まずは相手の立場に立って考えることの重要性を再認識しました。
今後の取り組みと「思いやり」の輪
ミーティングは**「思いやりを忘れずに」**という温かい言葉で締めくくられました。この日話し合った内容が、今日からの日々の仕事の中で活かされ、皆が笑顔で働ける職場になることを心から願っています。
今回のミーティングは、より良いチームをつくっていくための第一歩です。今後は、さらにメンバー間の親睦を深めるためのレクリエーションや、それぞれのスキルを伸ばすための研修など、さまざまな取り組みに挑戦していく予定です。全員で力を合わせ、互いを認め合うことで、これからも成長し続ける事業所でありたいと思います。


