Riberal Days
私の気分は、山の天気
夜眠れない、朝起きられない・・・
こんなこと精神障害者になるまで経験したことありませんでした。
かつては、夜はクタクタで布団へバタンキュー、
朝はまだ寝ていたいけど気合で起きる!
それができていました。
でも精神障害を患ってから、
夜は寝られない、朝は体が動かなくて起きられない
自分で起きようと頑張っても
体が全くいうことをききません。
気持ちも沈み、会社へ行かれない。
こんな日が私にもあります。
薬の調整のために、毎週精神科を受診し、
カウンセリングを受けながら、
薬の量を1錠ときには半錠の微量で
変えながら、
気づけば数えられないほどの薬に助けられながら、
今毎日を送っています。
体は誰かに支配されているように感じ、
心は自分でコントロールできない。
そんな日々に落胆しながら、
その中でささいな幸せを噛みしめながら
生きている。そんな感じです。
家族が健康で笑顔で一日終われたら
それが私の喜び。
自身が大病したことで
失った多くを未だ引きずります。
なんたって、私は合唱が大好きで、
児童合唱時代からソプラノ。
声だけは唯一褒められることが多く
大切にしていた声。
話す声もそう。
ところが長い期間の気管挿管で、
高音を出すことができなくなりました。
「声は戻りますか?」その問いに
医療関係者から「難しいと思う」そう告げられました。
あれから10年ほど年月が経過しましたが、
年齢のせいもあるのでしょうか。
歌声は未だに出せません。
他にもできなくなったことを数えたらキリがなく、
そんなできなくなったことに目を向けてばかりいたら、
心が不安定になり、外に自分の気持ちを吐き出せなくなり
いつの間にか私の腕は人に見せられれない状態に。
でも今私が働けているのは、リベラルだからです。
2016年10月にここに来ました。
1社で長く勤務しない、それが元気だった頃の私の仕事スタンス。
でも、雇用形態は正社員。これも私のスタンス。
団体職員、商社、ゲーム関連、化粧品。
リベラルへは、縁が重なり入社することになり、
入社後、社名の通り本当に自由な会社だと知りました。
よく「自由な社風」をうたっている会社ありますけど、
リベラルは桁違い。ホンモノです。
この環境に支えられ、理解してくれている社員に感謝して、
仕事ができています。
「精神障害者だから」と差別されることがないのが嬉しいです。
「精神障害者だから」と仕事に差をつけられることがないのが嬉しいです。
リベラルでは、障害者と健常者が机を並べて仕事をしています。
「精神障害者だから」と特別視されないので、
精神障害があっても客電も出ますし、来客対応もします。
精神障害者のストレスにならないようにと配慮している会社が世の中に
多く存在すると思います。でも当事者からすると、
健常者と差別なく働ける環境を作ってもらえる方が
仕事も頑張れます。
思い込みなのか、精神障害者と話すときは一定の距離を保つとか
「精神障害者にはストレスにならないように・・・しています。」
といった類の話を聞くことがありますが、
人によると思いますが、私は正直さみしく感じるかもしれません。
総括して考えると、本当にリベラルの社員は
みんなあたたかい人ばかりです。
まず、設立社員の上田さんと佐久間さん(ここではいつも通り呼ばせてください)
の人間性が素晴らしく、本当に心から社員を大切にしてくれます。
今日文章に残せたことで、また頑張ろうと気持ちの底上げをすることができました。
ひとりごとを聞いてくださった方、ありがとうございます。