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精神障がい者として働く~第1回~
精神障がい者の就労について今現在の気持ちを話してみたいと思います。
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鬱状態

タイトルの通り、現在"鬱"状態が続いています。
こういう場合、
私は必要最低限以外無言になります。
いわゆる話しかけられれば答えられるけど、
自分からは話しかけられない。
そんな状況です。
でも周りの人に迷惑はかけられないですから
なるべく鬱々とした雰囲気は出さないようにしています。
これも自分が出さないようにしているだけで
出てしまっているかもしれないので正直周囲の人に伝わってしまっているか
わかりません。どちらにしても、周囲の人には感謝しかありません。

そんな鬱状態に入ると、まず頭の回転が鈍くなります。
新しいアイディアが思い浮かばなくなったり
何事も否定的に考えたり、私の場合は本当に良くないことも
頭をよぎります。

こういった状況に陥ると、仕事の生産性も
通常時と比べると劣ります。
ミスもしがちなので、自分の中でダブルチェック
トリプルチェックの方法をあらかじめ決めておきます。
仕事は劣りますが、その間仕事をしないという選択肢はもちろんありません。
そこで、実際鬱状態になったら
どんな気分でどんな状況で仕事をしているのかを
記録として残したいと思います。

今回の鬱状態のきっかけは、睡眠不足でした。
2時間、3時間しか眠れないという日が続き
薬の調整で睡眠がとれるようになったと同時に
今度は鬱状態になりました。

「大丈夫だよ」「そんなに落ち込んでいるように見えないよ」

いいえ、精一杯元気を装っているんです。
落ち込む姿を見せないようにしているんです。

この言葉が鬱状態の時にかけられて一番つらいです。

鬱状態から抜け出すのはそう簡単にはいきません。
私の場合は、出来事やきっかけでは改善せず、
薬の調整で徐々に抜け出していきます。

正直今すごくつらいです。
それでも仕事をしているのは、
リベラルで働けているからです。
ここには優しさと厳しさという愛があります。

今の私にできることは本当に些細な事ですが、
今の状態を発信することで同じ思いで苦しんでいる人に
思いが届けばいいなとそう思っています。
あなたひとりではありません。
大丈夫、ここにも悩みながら生活している人がいるってことを
知ってほしいです。

働いていく上で、一番の課題は気分の波だと私は思っています。
この気分の波とうまく付き合いながら仕事をしていく大変さも
ありますが、リベラルの仲間に助けられている部分がすごくたくさんあります。
笑える心境にないはずなのに、気づくと仲間が笑わせてくれます。
笑えない時もあるけど、愉快な仲間と一緒に働けて嬉しいです。

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