Riberal Days

精神障害者 在宅勤務 Macbook
2021/03/23
【番外編】精神障害者の在宅勤務 第2回
デスクトップモニタが届き、勤務環境が著しく向上した今日を振り返ります。
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生産性昨日比増↑ 出社日比減↓

みなさんこんにちは。
今日はとても良い天気ですね。
最近は睡眠の質が悪く、夜中に近い未明に
目が覚めてしまいます。

でも眠れないことに全く落ち込んでいないのが
今の私の精神状態で、むしろ興奮しています。
今朝もあまりに興奮していたので、朝5時から散歩です。
心臓がキーンと痛むのに、
思いっきりダッシュしたくなる今のこの精神状態。
元気すぎるのも考えものです。

さて、昨日夜に会社からデスクトップモニタが到着しました。
今朝は散歩から帰宅後すぐにセッティングし、
無事に7時過ぎから仕事をすることができています。
昨日よりも著しく生産性はあがったものの、
やはり在宅勤務あるあるが出てきました。

在宅勤務でできることは【作業】だということ。

仕事って心が入ってこそそれが付加価値になると
私は考えているので、在宅勤務でいかに仕事に心を込められるかが
極めて難しい課題であり現状だと思います。

効率はあがります。でも効率があがる「だけ」なんです。

あとは、やはりこの状況って自己満足を引き起こす可能性が
高いと感じました。
他の社員は、出社しているわけですから会社はいつも通り稼働しています。
しかし在宅勤務をしている私は、今日の会社の空気感や雰囲気が
正直わかりません。
障害者の仕事ぶりを世の中へ拡めるという広報の仕事をしているのに、
会社の雰囲気がわからないとは、本末転倒です。

このテキストの見出しタイトルに書いた
【生産性昨日比増↑ 出社日比減↓】
がまさに今お伝えした通りです。
確かに、昨日より生産性はあがりました。
ただ、出社にはかないませんね。

私って必要なのかな?

2日目を終えて、今日も在宅勤務の良いところと問題点を記します。

◆良いところ◆
・限界まで仕事ができる
・集中できる
・静かな環境
→限界まで仕事ができると書いたのは、出社すると帰宅する体力を考えて
 仕事をしないといけないからです。
 目一杯仕事をしてしまうと、自分の力で歩いて帰る体力と精神力を失います。
 そのコントロールができない今、目一杯仕事しても自宅なら大丈夫です。

◆問題点◆
・家族の生活リズムを乱してしまう
・自分の仕事の在り方と自分の存在自体を問う
・時間の制御不能
→昨日とだいぶ変わりました。
 家族の生活リズムを乱していると感じました。
 仕事をしている私に遠慮して、
 テレビを見ないでいてくれたり、
 昼食を用意してくれたりと至れり尽くせりで、
 「気にしないでね」と伝えても「大丈夫よ」と言われ
 申し訳ない気持ちで仕事をしていました。
 また今日は、メールシステムの設定変更をしなければならない日で
 本来であれば、出社してみんなの様子を見ながらできるのに
 一人でそれを行わなければならないのが、
 「私、大丈夫かな・・・」
 と、不安な気持ちになりました。
 そんな中、社員がリモート画面を見ながら助けてくれて
 ただでさえ慌ただしい営業時間なのに本当に申し訳ない気持ちと
 感謝の気持ちでいっぱいになりました。


上司とは、TEAMSや社用PHSで連絡がとれるので
便利な世の中だなあと昭和人らしく思いながら、
でも便利だけに頼ると心がなくなるなと改めて感じました。

そして、今日のトップ画像にも書きましたが、
「私って、必要?」
ここです。
今日のポイントはここです。

私って出社しない方がいいのかな。
出社することで迷惑かけちゃってたな。
私って必要なのかな。

なんだかそのようなことを考えました。
在宅勤務・・・奥が深いです。

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