Riberal Days

精神障害者 在宅勤務 Macbook
2021/03/22
【番外編】精神障害者の在宅勤務 第1回
本日からしばらくの間、在宅勤務を行うことになりました。その毎日の気持ちや体調の変化をここに残したいと思います。
ツイート いいね! 【番外編】精神障害者の在宅勤務 第1回

緊急事態宣言が明ける今、なぜ在宅勤務なのか

本日からしばらくの間、在宅勤務をすることになりました。
理由は色々あるのですが、
この期間で、持病をコントロールして
また元気に出社できるようになればいいなと思っています。

自宅でいつも会社で行っている勤務だけでは、
在宅勤務の付加価値がつかないと思い、
それならばきっとまたとない連続の在宅勤務中に感じることを
ここに残すことで、ただの在宅勤務に終わらせないようにしようと考えました。

先週から持病の心不全の症状が出始めました。
まずは咳から始まり、木曜の夜の段階で、
締め付けられる胸の痛み、体中のだるさと息苦しさで
ひさしぶりに心臓に異変を感じました。
金曜日のお客様先への訪問も叶わず、申し訳ない気持ちです。

最近ずっと調子が良すぎたんです。
この良すぎるという状況が、
私にとっては実はあまり良いことではなく、
精神薬で気持ちの高揚を抑える治療の最中でした。
しかし薬の効き目よりも先に気持ちが高ぶり、
気持ちは興奮どころか時に刺激的になっていました。

そんな常に興奮状態の気持ちについていく体力は到底なく、
結果として持病の心不全の症状がでたという悪循環です。

ですから、この在宅勤務期間中に心身ともに整えて、
笑顔で出社できる日まで自宅で頑張ります!

在宅勤務が決まったので、まずやったこと

タイトルの通りですが、まずはType-Cのドッキングステーションを購入!
「思い立ったが吉日」
自分のプライベート用に約4年半前に購入したMacbookは、
急な在宅勤務で大活躍しています。
ですが、やはりノートパソコンは目が痛くてたまりません
世の中ノートPCで作業しているみなさん、凄すぎます。
私は、もうこの数時間で目も頭もガチンガチンです。

豆粒ほどの文字とは、このことかとしみじみ思いながら、
3なのか6なのか8なのか9なのかわからない数字と
にらめっこをしながら、パソコンに向き合って仕事しています。

今日はこのあと会社からデスクトップモニタが届きます。
画面が大きくなるので本当に助かります。今日の倍以上頑張ります!!

今日は朝8時から仕事を始めて、かれこれ6時間経つので
初日の感想を述べたいと思います。

◆良いところ◆
・時間が経過するのが早い
・静か
・体力的に楽
・文章を書くのに集中できる
 →私は、精神的疲労の症状として音が混ざり頭の中を殴り書きされているような
  感覚に陥る時があります。私の在宅勤務環境は【ザ・静寂】ですので、
  その症状は出ていませんが、逆にこの環境に慣れてしまうと
  どんどん社会復帰できなくなりそうな不安もあります。
  私の仕事は、文章を書くことがメインなので集中できる分、
  集中しすぎてお昼も食べずにずっと働けてしまいます。
  時間の管理をしっかりとしないといけないと感じています。

◆問題点◆
・ノートパソコンだと仕事がしずらい
・永遠に仕事してしまう
・歩けなくなる
・文書保管しているものを閲覧できない
→永遠に仕事してしまうは良いところと問題点の表裏一体です。
 ノートパソコンだと仕事がしずらいと思うのは、
 おそらくいつもデスクトップモニタに慣れていることと、
 OSが会社はWindowsで私のノートパソコンがMacだからという点も
 大きいように感じます。
 データの付け合わせでなく、確認作業ははやり私は
 昔も今もも紙出力派です。もちろん画面上でもできないくはないですが、
 確実なのは紙です。
 
今は、社内システムでTEAMSを使用していることで
在宅でも普通に社員と必要に応じてやりとりしているので
さみしさとか孤独とかは感じません。(←今のところ)
ただもちろんですが、社内の温度がわかりません。
そこが全員リモートの会社との違いかもしれません。

ただ、変わらないのはできることをしっかりやり、
「結果を出すこと」
だと思っています。

私は精神障害者ですが、きっと私のように障害があって
在宅勤務をされている方もいらっしゃるかと思います。
障害種別は問わず、そして障害の有無も問わず、
在宅勤務組、みんなで頑張りたいですね。
場所は違えど、社会や会社のために働いていることは
とても幸せなこと。
仕事があることはとても幸せなこと。
仕事ができることはとても幸せなこと。

ただ...正直なところ
在宅勤務は最低限に抑えたいのが自論(持論)です。
やむを得ずの今回。

昨年から続く緊急事態宣言により、
多くの会社で在宅勤務やリモートワークが導入されたことと思います。

オフィスから離れることで気づけることや
伝えられることがあります。
今回のこの在宅期間で、きっとまた新たな景色を見ることでしょう。
その景色が澄んでいても澱んでいても、
見たままの光景に嘘をつかずにいたいと思います。

まずは会社に感謝です。
一緒に働く仲間に感謝です。

感謝の気持ちを胸に、
初日の仕事を全うしようと思います。

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