Riberal Days
社員の協力と家庭の理解
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により
東京都に事業所のあるリベラルは、
現在通常通りの勤務体制をとっていません。
(OAマウスでの商品販売は通常通り営業しております！)
やはり、社員の健康あっての組織ですので
クラフトマン達もそうですし、販売部門で働く社員にも
障がい者が多いので、リベラルは特に感染に気をつけなければなりません。
新型コロナウィルスは感染しても無症状の人もいること。
そして基礎疾患や持病がある人が重症化する可能性が高いこと。
リベラルの社員はそれに該当する社員がいるので、細心の注意を払っています。
とにかく「密」を避けることに気をつけているので、
全員が出社しないように、出社人数の調整をしています。
クラフトマン達はシフト制で5チームが日替わりで
出社するという体制をとっています。
今もそうですし、この先も、常に社員の健康が不安です。
私たちは2017年に共に働く大切な仲間を亡くしているので、
二度と同じ経験はしたくないという気持ちが非常に強いです。
不安もありますが、でも今、社員誰一人体調を崩さず
過ごせていることにただただ感謝しています。
今は、【今まで】という過去と比較するのではなく、
【今】と【未来】を考えていきたいと思っています。
このような状況になった今、在宅勤務やリモートワークの導入が推奨されていますが、
リベラルでは、クラフトマン達が複合機などの中古のオフィス機器を磨いているので、
どうしても出社してしなければ、できない仕事があります。
4月は、クラフトマン達の出社日が少なかったので、正直なところ、生産性はガタ落ちでした。
改めて、リベラルはクラフトマン達がいないと成り立たないことを実感しました。
彼らいなくては、リベラルは成り立ちません。今、まさにそれが実証されている期間です。
そんなリベラルに、今できることは何か。
まずは、社員の健康と命を守ること。
これは絶対で一番大事だと思っています。
その次に、生産性を上げるためにどうすればいいか。
「クラフトマン(知的障がい者)たちに、在宅勤務はできないか？」
複合機清掃は大きく重いので移動するのが難しいですが、
電話機清掃なら自宅できっとできる！みんなならきっとできる！
管理部門社員で色々と考えた末の決断。
このような決断を下すことができたのも、クラフトマンたちを
信用しているからです。
そして、彼らの力がなくては、リベラルは何もできないからです。
自宅で電話機を磨く仕事をすることで起こりうる不安や
社員への負担も考慮した上で、各家庭の理解をいただき
クラフトマンたちの在宅勤務の準備がスタートしました。
まずは、普段社内で使用している磨きの道具と同じセットを準備。
管理課の社員が100円ショップやホームセンターで揃えた在宅セット。
5月に入り、全員に在宅勤務を導入することを説明し、
わからないことはその場で質問を受けて、みんなで共有しました。
正直、はじめてのことなので私たちもとても不安でした。
「はじめての試みだから、みんなもきっと不安だと思うけど、
私たちも不安なのは一緒！だからとりあえずやってみよう！
そして、もしダメだったらその時考えよう！気楽にいこう！」
クラフトマンたちにも、そう声をかけて、
社員みんなで歩き始めた在宅勤務の導入。
あの時、あの空間は、社員が一致団結した瞬間でした。
今実際に、在宅勤務を行動に移しているところです。
クラフトマン達の協力と各家庭の理解があって、
みんな自宅でも電話機の清掃を頑張っています。
非常に嬉しいことに、多くのお客様が商品を購入してくださり
感謝の気持ちでいっぱいです。
クラフトマンたちもお客様の喜ぶ顔を想像して、それを励みに
満足していただける商品をと、仕事に向き合っています。
社員全員が西葛西のオフィスに揃わなくても、今は辛抱の時。
そして、それぞれがそれぞれの場所でできることを。
いつかまた、みんなでパーティーを開催できるその日まで
笑顔の写真はとっておこうと思います。
在宅勤務については、現在進行中なので、また詳細は後日別記事でアップします。
ただ、ひとついえること。
それは、
【すべてにおいて不可能と思ってしまった瞬間にすべてが不可能になる】
ということ。そして、社員全員が大好きなリベラルを守るために、動いていること。
リベラルの社員は、リベラルが好き♡
会社が好きだと、会社のために頑張ることができます。
働くというより、『動く』の表現の方がしっくりくるかもしれません。
We are Riberal!!!