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広報担当者のひとりごと~第17回~
障がい者雇用については積極的、でもある面ではとても保守的なリベラルの一面を担当者目線で語ります。
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障がい者雇用については積極的、でもある面ではとても保守的なリベラル

みなさんこんにちは!
新年明けてから、見学や取材など
リベラルで働く知的障がい者の仕事ぶりを
見ていただく機会があり、
本当に嬉しく思います。

以前、このコーナーでも少し話したのですが、
よく「リベラルは外に出るのが好きなのかと思いました!」
と言われるのですが、実は正反対なのです。

ありがたいことに、メディアからお声がかかることがあったり
書籍化のお話をいただくことがありましたが
ずっとお断りし続けています。
以前新聞に掲載された時は、
「事前に記事を見せていただく」
という約束をした上で叶いました。
でも、本当にありがたいことで、
こういったお話をいただけることに
感謝の気持ちを忘れずに今日までやってきました。

企業表彰に関しても、
自主的な応募は今まで1つだけ。
他は、企業表彰の情報をいただき、
「応募してみませんか」と
お声がけいただいて、社内で検討を重ね、
応募に至ったという経緯です。
また、お声がけいただいても
リベラルはまだその企業表彰に応募するに値しないと
判断して、お断りさせていただいたこともあります。
はやり生半可な気持ちで応募することは
失礼な行為ですので絶対に避けたい気持ちと、
応募するからには、結果を残したいという気持ちがあります。
リベラルで働く知的障がい者の仕事ぶりを伝えていくのが
私たちの使命。
企業表彰は、リベラルの取り組みを省みることができ、
また他社の取り組みも知ることができるので、
私たちにとって成長の場であります。
ただ、いつの時も、背伸びをするのではなく
あくまでも、【ありのままのリベラル】を
見てもらおうと決めて挑んでいます。
今はまだ何も予定していませんが、
企業表彰ではなく、別のプロジェクトを進めていまして
こちらは現在進行形でして、
今年ご報告できるかなと思っています。

「知的障がい者の仕事ぶりが疑われるような仕事はするな」

私たちがなぜ外に出ることに対して
保守的なのか。

一番の理由は、"知的障がい者社員を守るため"です。
設立から12年、社員数も当時の5倍ほどになりました。
「雇用した以上責任をもつ」
リベラルが決めていることのひとつです。
メディアにでれば、リベラルを知ってもらう
とても良い機会になるかもしれません。
しかし良い機会だけに留まることなく、
そこに少しでも不安要素があれば、
話を進めることが懸念されます。
保守的過ぎると言われることもありますが、
これがリベラルらしいのかなと思います。
たとえPRが下手でも、理想論ですが、
クチコミで広がる名店になれれば嬉しいな、と。
こんな贅沢な考えを、この場だけでは、
正直に話すことをお許しください。

でも、リベラルは"挑戦"することを続けていきたいので
いつか殻を破る日がくるのか、こないのか・・・
ただ、共に働く社員の笑顔が曇ることのないよう
広報担当者として、
自分ができることを進めていきます。

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