Riberal Days
カブトムシと過ごした夏
家には小学校へ通う女の子と保育園へ連れてかれる男の子がいます。
今年の夏は会社で多くの方がカブトムシを飼い始めた話が聴こえ、子供たちに見せたい、触らせたいと思い始めました。
家族にカブトムシ飼っていい?見たい?触りたい?飼うよっと少しウルサイ位言ってました。
会社のカブトムシ隊長の亀田さんに雄雌のカブトムシを下さいとお願いしたところ、雄1匹、雌1匹、水槽、土、餌となるゼリー、虫除けシート、枝5,6本が来ました。ワァオワァオ。(もちろん掛かった物のお金は払いました。)
今年の夏はカブトムシを飼いました。雄、雌のツガイを飼いました。初めて飼いました。
子供たちに興味が湧くかなと思いましたが、軽く見る位で終わっています。買ったのは私なのでカブトムシ飼育員になりました。
会社から帰ってきてカブトムシを見ると土から出てきてワチャワチャ音を立てて動き回っていましたが、たいてい雄か雌、どちらか一匹づづでの風景しか見ていませんでした。カブトムシを飼っている方の話を聞くと二匹出てきていて交尾をしている時が多いと聞きましたが一回も見た事がありません。
何日か経ち、フとカブトムシの水槽を見るとフタが空いてるじゃないですか。開けたのはカブトムシしかいないなとアリャリャ凄い力。雄雌を確認する為、土を掘り起こしたところ、雌しかいない事が分かりました。家では大騒ぎ。部屋中捜しましたが雄の姿がない。窓も空いていた事もあり水槽から家の外に脱走したなと思いました。
雌しかいなくなってしまったが掃除してあげようと土を出し、振るいに掛けたところ、1、2㎜の白い小さい卵が16個出てきました。おおお。一回も交尾をみていなかったがやる事はやってるのねと感心しました。
九月に入り数日で雌の動きが鈍くなり動かなくなり胴体が半分になりお亡くなりになりました。
親は亡くなりましたが、子供たちはスクスク育ってきていて一番大きいのは親位の大きさに成長しました。
子供たちを数えると13匹に減っていました。食べられたかな?
この13匹を大人になるまで育てようと思います。